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【第4回目講義(初級編)】
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第4回目講義

通変星 比肩について
通変星 劫財について
通変星 食神について
通変星 傷官について
通変星 偏財について
通変星 正財について
通変星 偏官について
通変星 正官について
通変星 偏印について
10 通変星 印綬について


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   5 偏財について



              日干と偏財との関係について
日干
(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)
偏財
(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)


【偏財の特質】


【重要ポイント】
日干が陰陽不配偶で剋す関係(例:日干甲から戊をみるような場合)の通変因子は「偏財」と名付けられ、自分が直接支配したり、コントロールできるものという意味があり、このため、古来から、金銭資財であるとか、妻(男子から見た場合)に相当すると解釈されています。

陰陽不配偶で剋すことから、「無情の剋」ともいわれ、陰と陰、陽と陽の反発する関係になるため、正式に遺産相続して受け継ぐべき不動産とか、家屋敷などではなく、衆人の財とか流通の財を意味します。

■ 自分の管理下において自由に使ったり運用できるということでは、確かに金銭資財に該当しますが、この偏財は陰陽不配偶のため、同じ財でも地道な努力や勤勉性によって得る手堅い不動産とか固定資産などではなく、才覚とか商才によって得る財であるため、一般に衆人の財であるとか、流通する財ともいわれています。
したがって、口先だけ、あるいは、電話一本で稼げる財ですから、精神気力の強さをあまり要せず、日干の身旺身弱をさして問いません。

■ 金銭財貨といっても、社会一般の財を意味し、流通したり動き回る財であり、自分の才覚によって得る財であり、事業、商業の財であります。
昔からオカネのことを「オアシ」といいますが、一時もじっとしていないような財を意味しますので、油断するといつスッテンテンになるか分かりません。

■ ただ、多財身弱になれば、財の運用ができず、しぜんと散財するようなことになりやすく、商才に欠ける場合が多いです。

■ 自分がコントロールできるものは、何も財だけではなく、自分の肉体もそうであるし、自分の感情も支配下におけるため、これらも偏財の意味する範疇にはいります。
このようなことから、偏財が太過すれば、それだけ肉体を多く必要とすることから、健康な体質でないか、病弱質であるなどと解釈できます。

■ 性格の解釈でも、人の世話を好み、要領がよく、サービス精神が旺盛であるとか、口八丁手八丁であるなど、商才の一面について説明しています。
偏財のある人は、淡泊で執着心があまりなく、そのくせ駆け引きがうまく、如才なく、活動的で、人の世話好きでもあって社交上手な人が多いです。

■ 男性にとっては、偏財(偏妻を意味します)は女性の星でありますが、正財(正妻をいみします)といっしょにカルテ内にありますと、正偏財交集といいまして、女性問題が多発しやすく、浮気性であるとか、複雑な異性関係があるなどとみます。

■ また、偏財は父親ともみますので、偏財が太過するとか、偏財のエネルギーが弱いと、父親と縁が薄いとされます。
偏財がなぜ父親の因子になるかといえば、自分を正しく生じてくれた母親は印綬に該当し、その印綬と干合する因子が偏財となるため、この偏財を父親と見ることになります。
なお、偏財は自分が剋す関係ともなるため、偏財が父親に該当するのはおかしいのではないかと思われるかもしれませんが、子供というのは父親を乗り越えていく使命があり、それが剋すということではないでしょうか。





(1)偏財の性質

【重要ポイント】
人間の性質は、月支通変星で7割、日支通変星で3割の割合で強く働くと見ます。
月上通変星は、うわべの性質とか、見た目の性質をあらわしていま
す。
 

@ 明朗淡白率直で、おしゃべり上手な社交家であります。
◇ 人の世話を好み、要領がよく、サービス精神が旺盛であるとか、口八丁手八丁で、商才があります。
淡泊で執着心があまりなく、そのくせ駆け引きがうまく、如才なく、活動的で、人の世話好きで社交上手な人が多いです。

A 腰が軽くて交際上手、いつも忙しく動き回っている。
◇ 偏財は陰陽不配偶の因子であるから、性格にも落ち着きとどっしりとした重量感がなく、軽薄短慮ですぐに煽てられては調子に乗って人の先頭に立ち、あとで後悔するようなことが多いです。

B 世話好きで、義のために財は惜しまないです。
◇ お金をコツコツと勤勉に貯めるという発想はなく、お金は肉体を動かして稼ぐものではなく、お金はお金を流通させて殖やすものだと考えています。
◇ そのため、お金の使い方も、義を感じたら惜しみなく使うところがあり、人の世話を好みます。

C 女性にモテる艶福家です。
◇ 男性にとっては、偏財(偏妻を意味します)は女性の因子であり、お金
も気前よく使う艶福家ですので、女性にモテる人が多いです。
◇ 男性に偏財があると、なぜモテるのかと言えば、それは女性の気持ちが理解できるからであります。だから、歌舞伎で女形(おやま)になるとか、ニューハーフになるような人も、財星が命式のどこかにあるはずです。

【ポイント】
正財(正妻を意味します)といっしょにカルテ内にありますと、正偏財交集といいまして、女性問題が多発しやすく、浮気性であるとか、複雑な異性関係があるなどとみます。



※ ここから以下の偏財の性質については、偏財の意味するものが理解できやすいように、いろいろ重複した表現はありますが、イメージトレーニング形式で記載していますので、しっかり偏財のイメージを自分のものにしてください。(いちいち暗記したり覚える必要はないですよ。)

◇ 外向性人間で、世話好きで要領が良く、軽率なところがあります。
◇ 見栄っ張りで虚栄心が強いですが、駆け引きがたくみで、スミに置けないところがあります。浮わついたところもあります。
◇ 戦略的で行動が早いだけでなく、金銭感覚にすぐれ、 経済情勢に明るいです。
◇ 危機意識に敏感で未練がましくなく、気移りしやすく、とりなすのが上手
いです。
◇ 段取りが良く、商売上手ですが、慎重性を欠き、変わり身が早いです。
◇ 発想が奇抜で着想力に富むむだけでなく、トンチにとみ、物知りでそそっかしいです。
◇ 抜け目なくちゃっかりしており、上手に相手を利用します。
◇ 人を喜ばすのがうまく、何でも気持ちよくものごとをさばきます。
◇ 自惚れが強く、人の評判を気にしますが、とにかく人を喜ばすのがうまいです。
◇ 何でも着飾ることが好きです。口は軽く多弁で、お人よしで世話好きです。
◇ 人に窮屈な感じを与えないか、ヘラヘラしてとらえどころがないです。
◇ 要領がよく、人の機嫌をそらさず、意外な風流心があります。
◇ 機転にするどく、一風変わっていることと、駆け引きが巧妙で明朗で好人物です。
◇ 商才があって商売好きで、そのうえ派手好みの浪費家で、割り切った金銭感覚があります。
◇ 財を軽んじ、花を好み酒を愛し、世の無常に慨嘆しやすいです。
◇ 軽率で浅慮で、いい格好をして後悔することが多く、そそっかしく慌てん坊です。
◇ 最後のけじめに欠けやすく、調子に乗って人の先頭に立ちます。
◇ 新しいものや珍なるものを好み、尻が軽くよく動きます。
◇ 交友談話を好み、金銭を軽んじ、賭博性のものに関心があります。
◇ 上手に他人を利用して自己の利益を図ります。
◇ 偏財が多い場合 身勝手となりやすいです。
◇ 金銭に執着するような場合
@ 偏財も正財もない場合(財に縁が薄いと逆に財が逃げないように執着しやすいです。)
A 偏財か正財が孤立している。(上記の理由と同じ)
B 偏財か正財をやっつける比劫星が多い。(上記の理由と同じ)



(2)偏財の働きが悪い場合

偏財が太過して強すぎる場合

◇ 陰気でおとなしいようでいて、内に焦りが潜みます。
◇ 外見をやたら気にし、身分不相応の見栄を粧います。
◇ どうでも良いようなためにならないことをよく喋ります。
◇ 品があり、良家の子女らしく見えます。
◇ 社交上手なようでも孤立性が強いです。


【ポイント】
財星が太過して身弱の人は、決断力に乏しく財への執着のみが強くなって出し惜しみをし、その割には無駄遣いをするなど経済観念に乏しく、諸事思うようにことが運びません。


偏財が弱すぎる場合

◇ 陽気性は強いですが、常に焦りがあります。
◇ 収財心は強いですが利益に繋がりにくいです。
◇ 改革性に富み、新規なことに手を出そうとします。
◇ 軽率で首尾一貫性に欠けます。
◇ 人好きのですが、人間関係に偏りができやすいです。

【ポイント】
性格も小心で口先では大きなことを言ったり、分不相応の見栄を張ったりしますが、それを裏付けるだけの才覚はありません。


(3)月支偏財の能力発揮の方向性

◇ サービス精神が旺盛で、話し上手でもあるので、営業関係など人と交渉する仕事、あるいは利益を上げたり金銭を管理したりする分野の仕事でも能力を発揮します。

◇ また、人を楽しましたり励ましたりするような奉仕活動も苦にならないので、福祉や介護関係の仕事でも成功の可能性は高く、どこへ行っても明朗淡白な性格で社交性もあるので人気者になるでしょう。

【適性・適職】
・ サービス業、水商売、芸能関係、広告代理店、不動産業など。
・ 商業全般、経理、税務関係、金融、銀行など
・ 交通関係、運輸関係、航空関係、貿易関係など。


(4)月支偏財の恋愛の方向性

◇ 男性は、社交的で人付き合いが良く、その上会話も冗談を交えながら面白いので、女性に人気があってもてる人です。
また、女性に対する細やかな気配りもできることと、女性心の分かる男性でもあります。

【ポイント】
日支とか月上に正財でもあれば、やや多情で浮気性になる可能性もありますので、注意してください。

◇ 女性も明るく社交的で、男性に対してトコトン尽くすタイプです。

【ポイント】
日支に比肩があれば、尽くすわりには恋愛が成就しにくい可能性があります。



(5)日支偏財の配偶者のタイプ

【男性】

◇ 陽気で人の世話好きで、おしゃべり好きの女性と縁があり、その女性は要領も良い社交家で、お金の扱いも上手な人です。

◇ 恋愛結婚の可能性が高いです。

【女性】

◇ 社交家で話のセンスも良く、人の世話好きで、腰の軽い男性と縁があります。

◇ あなたが好きになる男性は、お金の扱い方も上手で出し惜しみするよう
なところがないため、女性に人気があるので、浮気に注意が必要です。


(6)月支偏財のお金の取り扱い方

◇ この人は、お金を軽く扱うため、株式など投機的なことに興味を持つことが多く、労せずしてお金を得ようと常に考えていますので、たとえお金が沢山入ってきても出て行くお金も多いため、手元にはお金が残りにくい傾向があります。

◇ もともと、この人の根底には、お金は、コツコツ貯めて殖やすものではないという発想があるため、どうしてもお金があれば、飲みに行ったりギャンブルに使ってしまうところがあって、財布はいつも空っぽということもあります。


(金運アップ)

◇ 金銭感覚にすぐれビジネスセンスもあり、事業や商売で人稼ぎする人が多いですが、出て行くお金も多いので、しっかり稼いだときには、手堅く貯金に回すことも大切です。
お金の扱い方はうまくても、お金が貯まるかどうかは、それとは別ですよ。


実 例 診 断

以下の実例では、性格のポイントだけ記載しています。

1 1960年(昭和35年)7月4日 生時不明 女性

【偏財が空亡している事例】

■ 命式の解説
◇ 月支偏財で日支に同類の正財がありますが、比肩や劫財から剋されてやや弱いです。
◇ 日干のエネルギーは、比肩、劫財、印綬があり、地支に建禄もあって、やや強いと認定されます。
◇ 月支の午は空亡しています。
◇ 全般的な傾向としては、計画性や実現性に問題はありますが、外見に似ず、内福のゆたかな人もいます。
きわめて家庭的な女性ですが、家政の維持には不安がつきまといます。
◇ この人の場合には、日干の強さを年柱にある印綬とか比肩に頼っていますので、何かと兄弟に頼りがちになり、彼女の話題もしぜん兄弟とか親に関係したこと方向に向かいやすいです。
◇ 見た目は劫財の影響で、自我が強く、好き嫌いがはげしいです。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 





 





2 1968年(昭和43年)1月26日 生時不明 女性


【偏財が地支に3個並んだ事例】

■ 命式の解説
◇ 偏財は、月支、日支、年支にもあり、そのうえ年上の食神からもエネルギーを受け相当強いです。
◇ 日干は、強い根が一つもなく、そのうえ助けになる通変星も偏印1個ですが、偏財から刻を受け、ほとんど役に立っていない偏印であり、日干は相当弱いと見なければなりません。
◇ 日支と月支に丑未の七冲があり、そのうえ、月支と年支も丑未の七冲となっています。
◇ 月支の偏財を含め、3個以上もありますと、だいたいはルーズでだらしない女性であります。
◇ 全般的には、温厚なようでも、慎重な行動力とか持続力に問題があります。
男性に対してこまやかな愛情を持ってはいますが、ことを処理するには能力不足であります。家庭的な女性ではありますが、何かと問題が発生しやすい要素を秘めています。
◇ 見た目の性格は偏印が影響し、自分の考えにこだわる頑固さがあります。
◇ 金銭感覚は、ずるがしこく、しぶといか、とらわれの心が強く、欲が深いです。
◇ 月支と日支の七冲は、心に迷いが深いとか、決心がすぐに変わるとか、となって顕われやすいですが、これは偏財が太過している面からも言えま
す。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 



 



3 1961年(昭和36年)3月29日 生時不明 男性


【月支偏財が太過した比肩によってやっつけてられている事例】

■ 命式の解説
◇ 月支偏財は1個しかなく、その偏財を日支、月上、年上の比肩が剋し、偏財のエネルギーは弱いです。
◇ 一方、日干は比肩が3個と偏印があり、そのうえ強い根が1個もあるため、相当強いと認定できます。
◇ 月支と日支が卯酉の七冲となって破格しています。
◇ 全般的な傾向としては、旺盛な根性を持ちますが、慎重な持続力には疑問があります。内に実力がないではありませんが、効果の程は今ひとつの感があります。
女性に対して厳しい人であり、あまり妻を大切にしないと思われます。
融通性は乏しく、親しみにくいか、思い立つとすぐに行動します。
◇ 見た目は月上比肩の影響で、単純で悪気はないか、直情径行型で義理がたいところがあります。
◇ いずれにしても、破格していますので、精神が安定せず、社会生活においても紆余曲折の多い人生をよぎなくされやすいです。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 




 



4 1962年(昭和37年)4月26日 生時不明 女性


【月支偏財が空亡し、比肩から剋を受けている事例】

■ 命式の解説
◇ 月支偏財で、日支の傷官から生助はされていますが、なにぶん月上の比肩と年支の比肩から剋されていることと、月支の空亡によって、偏財のエネルギーは弱いと判断できます。
◇ 一方、日干は比肩2個と偏印1個がありますが、やや軽いポジジョンにありますので、エネルギー的には普通程度と認定できます。
◇ 全般的な傾向としては、生活態度が軽はずみとなって、思うような成果が得にくいことと、やろうとすることが何かと空回りしやすいです。
比肩から日支の傷官(子どもの因子)を生助するため、子女の教育には口うるさいですが、月支空亡により、家政(炊事、洗濯、家計のやりくりなど)は拙いと判断できます。金遣いも荒いと推測されます。
◇ 見た目は月上比肩の影響で、まじめで信頼できるか、あっさりしていて、気持ちの良さがあります。

※ 家政が拙いと言いますと、非常に古い言葉のような響きがしますが、男女のあるべき原始の姿は、「男」は田に力と書き、外で活動するのを主体にします。
「父」の漢字からも分かりますように、「斧」がふたつ寄りかかった形でできあがっています。
男は社会に出て働き、その報酬を家庭に持ち帰り、妻子を養うのを一生の仕事とします。
女性は家庭を預かり、次の世代に引き継げるように子どもの教育をしっかりするのを努めとするのを原始のあるべき姿としますので、当然、四柱推命学も女性を対象に取り上げる場合には、この一般論に従うのを原則とします。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 




 







 
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