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【第4回目講義(初級編)】
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第4回目講義

通変星 比肩について
通変星 劫財について
通変星 食神について
通変星 傷官について
通変星 偏財について
通変星 正財について
通変星 偏官について
通変星 正官について
通変星 偏印について
10 通変星 印綬について


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   4 傷官について

              日干と傷官との関係について
日干
(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)
傷官
(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)

(陰)

(陽)



【傷官の特質】


【重要ポイント】
日干から陰陽配偶で生じる関係(例:日干甲から丁をみるような
  場合)の通変因子は「傷官」と名付けられ、古来から正官のエネル
  ギーを七殺の関係で弱めるため、凶神とされてきました。

「有情の生」ともいわれ、自分は損して相手のために尽くし、自分の
  エネルギーを浪費することが大きいことから、凶神とされています。

 ■ 日干から直接生じる通変因子ということは、食神と同様、日干のエネルギ
  ーから直接生み出された子供という意味にとれます。ただ、食神の子供のイ
  メージとは違い、陰陽配偶の関係から、子供でもちょっといじけたイメージの
  子供であり、本能的で喜怒哀楽が激しく、また、多情多感な子供のイメー
  ジが描けます。

 ■ 日干から強烈に生じられるということは、日干に備わっている素質才能面
  も受け継ぎますが、その受け継ぎ方が陰から陽、あるいは陽から陰に受け継
  ぐことになって、一種の激しさがあります。
  この結果、傷官のある人は、革新的な思想、新規な着想、アイディア、ある
  いは、企画力などにすぐれたものをもっており、常識を超えた発想の持ち主で
  す。
  一方では、やや高慢で負けず嫌いとなって、いつも神経質でピリピリしている
  ようなところも生じます。

 ■ 日干の精英(自分自身のなかに既に備わっている優れたもの)を漏出
  して生まれた因子であることは、食神と同様でありますが、ただ、傷官の場
  合、陰陽配偶の関係から、漏出が激しく、その過程に穏やかさがなく、その
  結果、自分自身の中から強い個性的なもの、あるいは、急進的な思想を
  生みみ出そうとする気持ちがしぜんと強まります。
  したがって、社会の道徳観念を無視したり、現状を打ち破ろうとする気持ち
  も旺盛になることから、目上や上司に対する反抗的な気風が生じます。

 ■ ただ、従来、凶星と言われてきましたのは、男性では、子供さんや名誉を
  意味する因子である官星(偏官、正官)を強くやっつけ、それらのことに縁
  が薄くなるからです。
  また、女性では、夫の因子である官星(偏官、正官)をやっつけて異性縁
  を遠ざけることから言われています。このことも無視することはできませんが、カ
  ルテ内の状況をしっかり把握していないと、一つだけの因子でうんぬんするこ
  とはけっしてできませんので、じゅうぶんご留意下さい。

 ■ 印星(偏印、印綬)があれば、傷官のエネルギーを弱め、同時に日干
  のエネルギーを強めますので、凶星としての働きはかなり抑制されますので、
  あまり凶星というイメージを持たないことが大切であります。

 ■ 女性の場合、年上や月上に傷官があれば、初婚を破りやすいとも言わ
  れています。



(1)傷官の性質

【重要ポイント】
人間の性質は、月支通変星で7割、日支通変星で3割の割合
  で強く働くと見ます。
月上通変星は、うわべの性質とか、見た目の性質をあらわしていま
  す。
 

@ 先見の明はあるも、プライドは高く神経質で高慢の気風がある。
 ◇ 頭の回転が速いだけに、先を見通す力がありますが、なにぶん神経過敏
  でいつもピリピリしており、また、プライドは高く、高慢で負けず嫌いのため、
  「我より勝るもの無し」という気概で人を眼下に見下すようなことがあります。

A 目上、上司に対する反抗の気風があります。
 ◇ これは正官を破ることから言われており、正官は国家にあっては法律であ
  り、家庭にあっては目上とか親、社会にあっては上司を意味し、自分を正し
  く導いてくれるそれらの法律を破ったり、目上や上司に反抗する気持ちが強
  いです。

B 口は達者で議論好きで、物事を秘密にしておけず、思ったことがすぐ
  に口をついて出ます。

 ◇ 人が一般的に何かしゃべろうとする場合、一回、頭の中で考え整理してか
  ら、言うべきか言わざるべきかを判断し、それから話し始めということになりま
  すが、傷官の場合には、何かを見た瞬間、あるいは何かを思うとか感じた瞬
  間に、その時の思考を脳を経由せずに、直接、思ったことがそのまま口をつ
  いて出てしまうという特徴があります。

C 自分の好きなことには徹底的に打ち込み熱中する努力家です。
 ◇ 傷官は、日干のエネルギーを漏らして生じる因子であるため、頭脳明晰
  で、努力家であり、芸術や技術関係で能力を発揮する可能性があります。

D 人情家ではありますが、恩着せがましいところがあります。
 ◇ 傷官は、「有情の生」と言われ、自分が損をして相手が利益を得るところ
  から、自分を頼ってくる人や自分が気に入っている人には、トコトン面倒を見
  て世話を焼きますが、やや相手に恩を着せるようなところがあって、敬遠され
  る場合があります。

※ ここから以下の傷官の性質については、傷官の意味するものが理解
 できやすいように、いろいろ重複した表現はありますが、イメージトレーニン
 グ形式で記載していますので、しっかり傷官のイメージを自分のものにしてく
 ださい。(いちいち暗記したり覚える必要はないですよ。)


◇ 聡明で先見の明がありますが、神経が敏感で計算が高く、高慢の気風
 があります。
◇ 内向性人間ですが、自意識過剰なうえ、口は達者で相当な理屈屋で
 あります。恩に着せやすいところがあります。
◇ 負けず嫌いで、上位の人に対して反抗心が強く、そのうえ、新機軸的
 で体制に挑戦するか体制を無視するようなところがあります。
◇ 勝気でおごりたかぶるところがあって、つねに勝つことを好み、人の風下に
 立つのを嫌います。
◇ 世の無常を感じ、極端に肩書きを軽んじます。
◇ 気に入るものにはとことん熱中し、モノに凝り性で、モノにこだわりやすい
 です。
◇ 何でも 考えるとか、研究するのが好きである。企画力にすぐれていま
 す。
◇ モノを分析するとか、見る眼にすぐれ、研究的で何ごとも熱心です。
◇ 学・技・芸のいずれか、もしくは全部に一見識を持ちます。
◇ 判断力に勝っているか、鋭角的感覚の所持者であり、自尊心が高く、
 批判精神が旺盛です。
◇ 理屈っぽく議論好きで、雄弁家が多いとされています。
◇ 他人より器用な点が多い。
◇ 倫理を口にするも内心に毒を含むところがあり、仏口蛇心型です。
◇ 他人から罵られると猛烈に腹を立てます。
◇ 他人の存在や意見を軽視するとか、独断的で他人の言には耳を貸さ
 ないです。
◇ 感情の起伏が激しく、激情家が多いです。
◇ 財にたいして執着心が強く、倹約家ですが、金銭や人の運用はへたで
 す。
◇ 同情心が厚く施すことを好みますが、よく恩に着せるところがあります。
◇ 執念深く疑り深く、また、高歌放吟を好み、文章をよくする。



(2)傷官の働きが悪い場合

傷官が太過して強すぎる場合

 ◇ 傲慢で自信過剰となり他人を自分の考えの枠の中で評価し、見下げる
  欠点があります。
 ◇ 弁舌は巧みで人を説得する能力はありますが、毒を含んでいますので、
  心から心服させることはできず、ついには嫌われることが多いです。
  他人に言うのは平気ですが、自分が少しでも悪く言われますと、執念深く恨
  むことを忘れません。
 ◇ 虚栄心も強く、能力以上のことをやって失敗を繰り返します。
 ◇ 学技芸の何れかには長じ、爆発的な作品を作ったり発明発見をすること
  もあります。
 ◇ 健康にはあまり恵まれず、幾分病弱の質です。
 ◇ 子ども縁は少なく、あっても有能な人とはなりにくいです。
    家庭では、口うるさいです。
 ◇ 職業は、学技芸に関したものが良く、そのうえ財を生じますので、事業を
  興してもそこそこ成功する可能性があります。


【ポイント】
傷官が太過したり、傷官のエネルギーが強すぎますと、自制心や節
  操がなくなって自己中心的となり、傲慢不遜で我より勝るもの無し
  という気概が強まり、目上や上司に対する反発心から、やや言いた
  い放題となり、自分の意見を相手に押しつけるような風潮がありま
  す。
無頼の輩となって麻薬や酒に走りがちになり、時には、無気力で独
  立心がなくなる人もいます。


傷官が弱すぎる場合

 ◇ 虚栄心が強く、他人をほめず視野も狭く、絶えず周囲を気にして自分よ
  り優位な者には嫉妬します。
 ◇ 絶えず心に剣を含み相手の欠点を探し出すのが天才的で、時としてそ
  の弱点を徹底的に突いて喜ぶ嫌な性格です。
 ◇ 学技芸に秀でたものはないのに、やたらに関心を示し努力はしないのに
  結果ばかり追ってすぐに投げ出してしまいます。だから世間に信用や友人も
  得られません。
 ◇ 口が達者で手先も小器用ですから、一見しっかり者には見えます。
 ◇ 家庭では、変に家長面をして自分の意見に従わせようとして、絶えず争
  議を起こします。
 ◇ 職業は他人に使われるのが嫌いで、自営業に走りますが、その多くは職
  人等の技巧関係に従事します。



(3)月支傷官の能力発揮の方向性

 ◇ 学術、芸術、技術に関して秀でたものを持っていますので、芸術活動、
  分析関係、科学技術、文筆業、専門的技術方面に適性があって能力も
  あります。

 ◇ 口達者でもあるので、批評家、評論家、新聞記者などマスコミ関係も良
  いでしょう。

 【適性・適職】
  ・ 絵画、芸術、音楽、作曲家、デザイナー、服飾関係
  ・ 弁護士、税理士、司法書士、骨董、古本、仲介業、技術者 など。


(4)月支傷官の恋愛の方向性

 ◇ 男性及び女性とも、見栄っ張りで喜怒哀楽が激しいので、恋愛も穏やか
  なものではなく、常に波乱を含み紆余曲折があるような変化の多いプロセス
  をたどるようです。
 
 ◇ 特に女性は、情熱的な恋をしますが、ただ恋する相手が結婚できないよ
  うな相手であることが多いです。
  例えば、相手の男性が外国人であったり、あるいは既婚者であったり、ある
  いは生活費を稼げないような頼りない男性であったりします。
  ただ、反対されれば、逆に燃え上がりますので、交際している男性があなた
  にふさわしいかどうかは両親に相談するとか、先輩に相談しましょう。

【ポイント】
女性で傷官や食神が太過しますと、プライドが高すぎ、男性に気強
  く当たって、異性縁を遠ざけますので注意が必要です。
  また、思い込みが激しく、結婚の対象にならないような年下の男性
  とか妻子のある男性を好きになりやすい


(5)日支傷官の配偶者のタイプ

 【男性】

 ◇ プライドの高い美人タイプを好みますが、喜怒哀楽の感情の起伏は大き
  いため、何かと扱いにくい女性に縁が厚い傾向があります。

 ◇ やや家庭的とは言いにくく、家庭でのトラブルも多く、あなたの運気を下げ
  る結果になるかもしれないような女性を好みます。

 【女性】

 ◇ プライドが高く、ちょっと人を見下したような男性と縁があり、その男性は、
  常に理想を持って邁進するようなところはありますが、口の悪さもあって扱い
  にくい人です。

 ◇ あなたの好みも、芸術的なセンスがあるとか、頭の回転が速くて賢い男性
  を好む傾向があります。



(6)月支傷官のお金の取り扱い方

 ◇ この人は、お金に対する執着心は強いわけではなく、正義心が強いため
  人が困っていると身銭を切ってでも助けてあげたいと思う情の厚い人です。

 ◇ 見栄っ張りでもありますので、後先考えずに自分のため、あるいは人のた
  めに使ってしまうのです。
  だいたい個性的で、好き嫌いが激しく、そのうえ人情に厚く、プライドも高い
  ため、困った人を見ると、つい世話を焼きたくなってしまい、面倒を見てしまう
  ことが多いです。

 ◇ ただ、恩に着せるのが欠点でもあります。


 (金運アップ)

 ◇ 技術面にすぐれた人が多いため、できるだけ技能や技術を身につけて処
  世方針を立てるのが良いでしょう。


実 例 診 断

 以下の実例では、性格のポイントだけ記載しています。

1 1968年(昭和43年)11月13日 生時不明 女性

  
【傷官が太過している事例】

 ■ 命式の解説
  ◇ 月支、年支、日支、年上に4個傷官が出て太過しています。
  ◇ 日干のエネルギーも、比肩、劫財、偏印、印綬もなく、相当弱いと認
   定されます。
  ◇ 日支と月支が亥亥の自刑ともなっています。
  ◇ 全般的な傾向としては、精神力が弱いか、内面の弱さを持っている人
   が多く、いつも神経がピリピリしているような状態で、気力の弱いわりに個
   性が強く、反抗するとか、よくしゃべります。
   また、異性や夫の運を下げてしまうのもこういう女性です。
  ◇ 見た目は偏官の影響で、モノの見方が変わっています。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 





 



2 1964年(昭和39年)11月28日 生時不明 女性


 
【月支の傷官が日支正官をやっつけている事例】

 ■ 命式の解説
  ◇ 月支傷官が日支の正官をやっつけていますが、この傷官のエネルギーは
   比肩や劫財がなく弱いです。
  ◇ 日干も比肩、劫財、偏印、印綬もなく、そのうえ地支に強い根もあり
   ますので、やはり弱いと認定できます。
  ◇ 日支と月支に巳亥の七冲がありますので、完全な破格になっていま
   す。
  ◇ 月支の傷官が日支の正官(夫の因子)をねちっこくやっつけています
   ので、やや陰険な女性ではないかと推測できます。
  ◇ 全般的には、やや内気で消極的に終始しやすく、細やかな仕事に素
   質があるとしますが、永続性は期待しにくいです。
   家庭的で人にやさしい印象を与えますが、夫にはたてつくか、つらく当たる
   人です。
   新旧の思想が同居する感じで、精神の内面に矛盾が潜み、精神の安定
   が得られにくいです。
  ◇ 見た目の性格は偏財が影響し、世話好きな面があって愛嬌の良さが
   あります。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 




 





3 1965年(昭和40年)3月29日 生時不明 男性


 
【月支傷官が月上正官をやっつけている事例】

 ■ 命式の解説
  ◇ 月支傷官が年上に透出して傷官のエネルギーは強いです。
  ◇ 一方、日干は比肩や劫財、あるいは偏印、印綬がなく、そのうえ強い
   根もないため、相当弱いと認定できます。
  ◇ 全般的な傾向としては、何だかハツラツとしない状態で気力が不足気
   味ですが、虚栄心だけは相当強いものがあります。身体を動かして積極
   的に何かに働きかけるようなことは苦手で、どちらかといえば動より静を好み
   ます。
  ◇ 見た目は月上正官の影響で、親や目上の言いつけによく従うか、過
   去からの伝統を受け継ぐ気持ちが強く、型にはまった考えしかできませ
   ん。
   ただ、月支の傷官と矛盾した関係になるため、伝統を守る気持ちがあって
   も、しぜんそれを破ってしまうような気持ちも強まり、外面と内面に矛盾し
   た気持ちが潜みます。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 



 



4 1965年(昭和40年)4月8日 生時不明 女性


 
【傷官が太過している事例】

 ■ 命式の解説   
  ◇ 月支傷官で、日支と年上にあって、傷官のエネルギーは強いです。
  ◇ 一方、日干は比肩や劫財、あるいは偏印、印綬がなく、そのうえ強い
   根もないため、相当弱いと認定できます。
  ◇ 全般的な傾向としては、傷官の作用が強く出るため、おしゃべもとどまる
   ところを知らない人で、井戸端会議などでは、主役に躍り出る人です。
   ただ、精神気力は弱いため、消極的になりやすく、細やかな仕事とか、考
   えごととか思索などを得意とします。自尊心も相当強く、口やかましい人で
   す。
  ◇ ただ、傷官太過は、男性に対して気強く当たるため、夫縁の薄い傾
   向は否めません。
  ◇ 見た目は月上偏印の影響で、人怖じしないあつかましいところがあり
   ます。


 
 
 
 

 




 





 





 





 





  





 



 



 


 



 






 
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