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【第2回目講義(入門編)】
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第2回目講義

五行と十干、十二支
十干の天における五行区分表と類推事象
十二支の地における五行区分表と類推事象
十干・十二支の五行区分表


五行の相生相剋関係
 (1) 五行の相生関係について
 
(2) 五行の相剋関係について


六十干支について




   1 五行と十干、十二支
 「五行」とは、中国古来の思想で、この宇宙には五つのエレメント(木・火・土・金・水)が、すき間なく普遍的に天地間を周流運行しているというもので、今で言えば、私たちの宇宙が、今から約138億年ほど前に、ビッグバンとよばれる大爆発を起こしたときに、これらの気が同時に宇宙に飛び散ったのではないかと推測されます。



 これらの五つのエレメントは、第1回目の講義でも説明しましたように、われわれが生存していくためには、絶対的に必要な条件でありますとともに、森羅万象はこれらの五つの関係を除いては成立し得ないものであり、これらのことをすでに洞察していた古人の叡智(えいち)には、ただただ驚かされるほかはありません。

 この五行は、ちょうど電気のプラスとマイナスのように、「陽」と「陰」に分かれていまして、わたしたち人間の目にははっきりとは認識できないけれども、この真空と思われています宇宙にくまなく充満しているものであり、悠久(ゆうきゅう)の古(いにしえ)から無限未来の天地の間を、たえまなく巡りめぐって、とどまるところを知らないため、五行(めぐる)と言います。

 
四柱推命学は、この陰陽五行が、宇宙に充満している五つのエレメント(気)ではないかという仮説を立てて、推論する学問であり、どのような科学的な学問でありましても、すべて仮説を立てて出発し、それを証明することから始まりますので、何ら迷信視すべきものはありません。ひとたび仮説を立てますと、そこからは、理路整然とした科学であります。

 四柱推命学では、十干(じっかん)を天における五行とし、十二支(じゅうにし)を地における五行とし、その五行を陰と陽に区別することから始まりますので、十干、十二支の読み方や陰と陽の区分については、以後の勉強に差し支えますので、できるだけ早く習熟される必要があります。

 「あなたの生まれ年は何ですか」と聞かれたら、十干については馴染みが薄いですが、十二支については即座に「辰年」とか「午年」と答えられるなど、みなさまのよく知るところであります。

 この「十二支」については、鼠(ねずみ)、牛、虎、兎などというように、動物に当てはめて意味を持たせていますが、それは教育が普及していない時代に、分かりやすく覚えやすいように、親しみやすい動物の名前に当てはめて、今日まで伝わってきただけであり、本来の意味ではありません。

 
十干、十二支は、古代中国から伝わったものですが、もともとは「干」と「支」をうまく組み合わせて、数字の代わりに使用していたようです。
この組み合わせが「こよみ」になって、現在まで伝わり、「年・月・日・時」の表現に使うとともに、季節(春・夏・秋・冬)や方角(東・西・南・北)、あるいは時刻の表現にも使用しています。


 なお、漢字の由来は、植物の生長になぞらえてできあがっていますが、ここでは、省略させていただきます。

(参考)
◇ 時代劇で、よく「丑三つ時」とかいわれますが、「丑時」とは、午前1時
 から午前3時までをさし、この2時間を4等分して表現しています。
 ですから、「三つ時」とは、「午前2時から2時半」頃をいいます。
◇ 西宮市にある甲子園球場は、大正13年の「甲子」の年に建設され
 たところから、名前の由来があります。










十干 訓読 音読 五行 類 推 事 象  色  季節 方角
きのえ こう 陽木 大木や柱のような木   青
きのと おつ 陰木 草花や盆栽のような木  青
ひのえ へい 陽火 太陽や原子力のような火  赤
ひのと てい 陰火 たき火や蝋燭、街灯のような火  赤
つちのえ 陽土 山や堤防のような土  黄 四季土用 中央
つちのと 陰土 田畑や開墾したような土  黄 四季土用 中央
かのえ こう 陽金 鉱石や製鉄のような金  白 西
かのと しん 陰金 金銀財宝のような金  白 西
みずのえ じん 陽水 大河や海のような水  黒
みずのと 陰水 雨露や地下水のような水  



十二支 訓読み 音読み  五行  季 節   時刻   方 角
 陽支  12月  23時〜1時
うし ちゅう  陰支 1月  1時〜3時
とら いん  陽支 2月  3時〜5時
ぼう  陰支 3月  5時〜7時
たつ しん  陽支 4月  7時〜9時
 陰支 5月   9時〜11時
うま  陽支 6月  11時〜13時
ひつじ  陰支 7月  13時〜15時
さる しん  陽支 8月  15時〜17時 西
とり ゆう  陰支 9月  17時〜19時 西
いぬ じゅつ  陽支 10月  19時〜21時 西
がい  陰支 11月  21時〜23時



五行
十干
十二支 辰戌 丑未
陰陽

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