四柱推命学の神髄が楽しく学べるネット教室

【第1回目講義(入門編)】
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第1回目講義

 は じ め に

四柱推命学は自分を見つめる学問


四柱推命学は人間分析学として成り立ち得るのか
(1) 宇宙の進化過程の中で人間誕生
(2) 宇宙を貫く根本原理とは何か
@根本原理T・・・二元論
A根本原理U・・・五行原理
(3) 人間分析学として成り立つか。
(4) 分析方法はどうか。


四柱推命学の歴史と鑑定方法の変遷
(1) 四柱推命学の歴史
(2) 鑑定方法の変遷


四柱推命学で何が分かるのか。
(1) この学問ではどの範囲まで分析できるのか。
(2) この学問で、分析できないのは、どのような範囲か。
(3) 四柱推命学の限界はどういうところにあるのか。


四柱推命学はなぜ生年月日時刻を重視するのか


四柱推命学の正しい勉強の仕方


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   2 四柱推命学は人間分析学として成り立ち得るのか


  私たちの宇宙は、今から約138億年ほど前に、ビッグバンとよばれる大
 爆発を起こし、高温、高密度の火の玉状態で誕生したと言われています。
 インターネットで調べますと、ビッグバン理論といいますのは、「宇宙は高温、
 高密度の火の玉状態で誕生し、その中で物質は素粒子(物質の最小単
 位)というカタチで存在していたが、その後火の玉は膨張をつづけ、温度と
 密度が低くなると素粒子が結合して原子核ができ、さらに温度が下がって
 原子核と電子が結合して原子になり、その後物質がお互いの重力によって
 集まって銀河が誕生し、現在の姿になっていった」というものです。



  この地球も、また、地球上で生まれたあらゆる種類の生命も、ビッグバンに
 始まる宇宙の生成過程あるいは進化の過程の中で誕生したものであり、と
 くに万物の霊長と言われる尊い人間も誕生しました。

  このようなことから、「人間は宇宙の落とし子」であるとか、 「人間は小宇
 宙」であるとか、あるいは「人間は宇宙を凝縮したものである」などと言われて
 いるゆえんであります。
 このため、宇宙を研究することは、すなわち人間を研究することにつながり、
 人間を分析することは、宇宙を取り調べることに通じます。

  
聖人は「理を窮めたら心が分かるし、心を窮めたら理が分かる」と言
 っています。
 この場合、「理」というのを「宇宙を貫く根本原理」と置き換え、「心」と
 いうのを「人間の本質」に置き換えますと、よく理解できるのではないか
 と思います。




@ 根本原理T・・・・二元論(二象一態の原理)

  
二元論とは、この世は「天と地」、「昼と夜」、「冷と暖」、「上と下」、
 「男と女」、「父と母」、「親と子」、「夫と妻」などというように、みな二つ
 もしくは二人で一対(いっつい)として成り立っており、お互いに切っ
 ても切れない仲になっていますが、これを二象一態とか、二元論と言
 います。


 
哲学的には、ある一つことを認識するためには、相反するものも同時に認
 識されていなければ、ものごとが把握できないということであり、
たとえば、
 「昼」ということを認識するためには、「夜」の認識がないと成り立たず、夜が
 なく昼だけが存在する世界には、「昼」という言葉すら存在できないということ
 です。

 また、この世の中には、「男性」と「女性」が存在しますが、あなたが「女性」
 である、あるいは、わたしが「男性」であると認識できますのは、すでにそこに
 比較対照できる「女性」、あるいは「男性」というものが存在するからでありま
 して、男性だけが存在する社会ですと、男性という認識も不可能ですし、
 女性という認識も不可能です。

  ★「一陰一陽は道を成し、偏陰偏陽は疾(しつ)と成す」
  ★「孤陽生ぜず、孤陰成らず」

 森羅万象を含めた宇宙を貫く法則は、大きく大別しますと、ひとつには物
 理学上の法則、二つには精神科学の法則があり、このふたつの法則が私た
 ちの眼前で日々繰り広げられているのが、この現象世界であります。
 この二つの法則をさらに深く追求していきますと、
究極的には、精神界の
 ことも含め、この現象世界は陰と陽の二象ですべて成り立っており、こ
 の二象が一態となって円満な活動を行うことによって、この宇宙は進
 化発展していると考えられます。


 これらのことを物理学上の法則の本質をなしている物質で、もっと分かり
 やすく説明しますと、たとえば、物質を細かく細かく切り刻んでいきますと、最
 初は分子になり、さらに進むと原子になり、最終的には、素粒子にまで行き
 当たり、この素粒子が最新の量子力学では物質の最小単位であると言わ
 れています。
 この素粒子の内容を調べますと、原子核(陽子と中性子)と陰電子で構成
 されており、結局のところ最小の素粒子でさえ、陰と陽の一体となった深甚
 微妙(しんじんびみょう)な働きによって、成り立っていることが理解できま
 す。
 私たちの肉体も含めすべての物質は、この素粒子が複雑に組成されて出
 来上がっていることと、同時に、この陰と陽との活動によって、いろいろな物理
 学上の法則が顕われていると認識できます。

 これら陰と陽の不可思議で巧妙な働きは、何も物質に限られたものでは
 なく、精神科学においても、当てはまります。
 たとえば人間を例にとりますと、私たちが日常活動を行うことができますのは、
 精神が肉体に宿ることによって、お互いが同一の人間であると認識できる
 環境に置かれるからでありまして、肉体のない精神だけでは、人間生活は
 成り立ちません。
 
このように精神を陰とすれば、肉体は陽となって、不即不離の関係に
 なっていまして、いずれが欠けましても生命活動が維持できない仕組
 みになっています。

 
さらに人間の心の奥深くに隠れて他人に容易にうかがいしれない本質
 についても、形而上学的に考察しますと、目に見えない内なる精神
 気力(気)と、外から認識できる素質や才能(質)が複雑に絡み
 合って組成されており、この精神気力を陰と考えれば、素質や才能は
 陽に属し、いずれが欠けても、精神活動は停止してしまいます。


 
四柱推命学では、この陰と陽との関係を「体」と「用」との関係で説明して
 います。


「用、陽にあり、体、陰にあり。而して動静は端なく陰陽は初めな
  し。先後を分かつべからず」


「陰陽、測られざる、これ神という。すでにその体あれば即ちその用
  あり。用を語れば体にあらず、体を論ずれば用にあらず。用には興
  と廃とあるも、体には生も滅もなし。すなわち体と用とは、不離不
  即なり」


「因果とは風と波の如く、体用とは水と波の如し」

「天地、万物、すべてこれニ態あり、陰陽という」

 したがって、本来なら「体」(陰)と「用」(陽)とが不離不即の関係になって
 とらえどころのない人間の本質を、「体」と「用」に関わる因子のエネルギーを
 形而上学的に精密に計測して数値化し、その結果を精神理学に基づき
 分析診断しようとするものです。






A 根本原理U・・・五行原理(森羅万象は五つの関係を
                     除いては成り立ち得ない)

 中国では五行説と言われているものであり、五行説では、天に、木もく)
 ・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)の五つの星があり、その星
 の不思議な運行が人間はじめ万物の栄枯盛衰に関係があるとして定めら
 れたとされていますが、初めからそういう五行説が定着していたのではなく、い
 ろいろと変遷があったようであります。

 
現代の科学的知識をもとにこれらの五行説を考えた場合、私自身、
 この宇宙に存在する森羅万象は五つの関係を除いては存在し得ない
 物理学上の法則になっているのではないかと考えています。


 たとえば、私たち個人の人間を中心に考えた場合、

同等の関係の人がいる。  兄弟か同僚か同類が必ずいます。 
自分から生じるものがある。  生命から発する知恵、声、汗、大小便などがある。子どもを生み育てます。
自分が剋す関係がある。 生命維持のために何かを食べなければならない。
自分が剋される関係がある。 細菌に冒されたり風水害があって死ぬことがある。
自分が生じられる関係がある。 自分を生んでくれた親は必ずいる。

  の五つは、生きていく上で欠かせない条件であります。

 上記の説明は生命に関係する人間を例に取りましたが、道ばたに転が
  っている石ひとつとって見ても、同様の関係がいえます。

同等の関係の石がある。 御影石とか大理石などがあります。
自分(石)から生じるものがある。 石からは各種金属が内包しており取り出せます。
自分(石)が剋す関係がある。 隕石となって衝突するなどしてモノを傷めます。
自分(石)が剋される関係がある。 風や水によって石が破壊されていきます。
自分(石)が生じられる関係がある。 火山などの溶岩が冷えて石となります。

  の五つの関係だけとなり、物理学上の他の条件は存在しません。




参考(新潮選書「暦と占いの科学」永田久より)

 ■ 陰陽五行説とはどんな考え方か


◇ 『陰陽五行説』という言葉は、『陰陽(いんよう)説』と『五行説』とが
  組み合わされたものだが、二つの説が別々に論じられないほど混り合っ
  てしまったので、現在では陰陽五行説として一つに考えられている。
  『陰陽説』は、日本に伝来して陰陽道(おんみょうどう)と呼ばれてい
  るが、もともとは中国最古の王とされる伏羲(ふくぎ)がつくったといわ
  れている。

◇ これは、世のなかの事象がすべて、それだけ独立してあるのではなく、
  陰と陽という対立した形で世界ができあがっていると考える原理である。
  そして、陰と陽はおたがいに消長をくりかえし、陽が極まれば陰が萌
 (きざ)してくるというようにして新たな発展を生むという考え方である。

◇ 要するに、世界というものは、明暗、火水、天地、表裏、上下、
  凸凹、男女、剛柔、善悪、吉凶などの一対から成り立っていると考え、
  たとえば人間の精神は天の気、つまり陽で、肉体は地の気、つまり陰
  だということになり、生はその精神と肉体との結合、死は両者の分離で
  あると説く。

◇ 『五行説』というのは、夏の国の聖王、禹がつくったといわれ、禹の治世
  のときに洛水からはい上ってきた一ぴきの亀の甲羅に書かれた文様
 (洛書)から五という数を悟り、国を治めるのに五つの基本原理を思い
  ついたというのである。
  禹が定めた五行というのは、「水は土地を潤おし、穀物を養い、集まっ
  て川となって流れ、海に入って鹹(かん:しお)となる。
  火は上に燃えあがり、焦げて苦くなる。木は曲ったものも真直ぐなものも
  あり、その実は酸ぱい。
  金は形を変えて刀や鍬となり、味は辛い。土は種を実らせ、その実は
  甘い」「水は潤下し、火は炎上し、木は曲直、金は従革し、土は稼穡
  (かしょく)す」)。というもので、禹はこのように、『木火土金水』と五つの
  『味』、五行五味の調和を政治のプリンシプルとした。
  この考えかたが、のちに斉国の陰陽家鄒衍(すうえん)によって、五つ
  の惑星と結びつけられ、さらにまた万物に当てはめられて、観念的な五
  行説として完成する。

◇ 鄒衍の説は、「天地のはじめ、渾沌としたなかで、明るく軽い気が陽の
  気をつくり、火となる。
  暗く重い気は陰の気をつくり、水となる。天上では火は太陽となり、水
  は月となり、これが組み合わされて、五つの惑星となる。
  地上では火と水から五原素ができる」すなわち、木火土金水という五
  行から万物が成り立っていて、それが消長し、結び合い、ぐるぐる循環
  することによって、あらゆる現象が出てくると考えたものといってよい。
  それゆえ陰陽という二つの対立、これと五つの数とを観念的に組み合
  わせて、万物に当てたのが『陰陽五行説』ということができる。



  
このように陰陽の理論と五行関係が、宇宙を貫く物理学上の法則
 になっていると考えるならば、この陰陽と五行説をたくみに取り入れた
 四柱推命学は、宇宙を貫く物理学上の法則と合致しているので、人
 間分析としての学問にじゅうぶんなり得るものと結論せざるを得ませ
 ん。
 まさしく、「人間は宇宙の物理学上の法則から生まれた小宇宙」と言
 えます。




  宇宙に数かぎりなく散らばっている星にも質量に大小やエネルギーの強弱
 があり、さらにそれぞれの星同士が影響しあうエネルギーの大小があるよう
 に、人体も1個の小宇宙で成り立っていると考えますと、その小宇宙(人
 間の本質)の方程式が陰陽五行を表明しているカルテであると考えられま
 す。
 カルテ内の因子にもそれぞれ特定の他に対する影響度があって、それらが相
 互に複雑な関係でからみあい、ひとつの質量なり形態を形作っており、最終
 的に、各部の因子に厳正で正確なエネルギーの数値を設定し、それらの関
 係を一定の方程式によって最終の数値を求めれば、尊い人間の本質分析
 に少しでも近づけるのではないかと考えています。





 

 
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