四柱推命学の神髄が楽しく学べるネット教室

                                            主宰者 窪田耿(こうがい)
   一問一答集(T) (U)   質疑応答集   実例診断集   質問メール送信
  四柱推命用語辞典 【あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
一問一答集(T)
1 正官太過して、月上に正官、月支に傷官がある場合、この傷官は良い働きをしているのでしうか。
2 月支が比肩か劫財のため他柱で格式を定めた場合、破格の条件は何か。
3 月支の初気、中気が比劫星で、本気で用神を採用した場合の通変星の強さはどうか。
4 月支の初気、中気で用神を採用した場合、本気の通変星の影響はあるのか。
5 四墓(辰戌丑未)の初気または中気生まれは、刑冲しても、なぜ破格にならないのか。
6 通関神の働きは、命式の状態に関係なく、作用するのか。
7 官殺混雑格に傷官があれば、清くなるのか。
8 月支印綬格で時柱に偏印があれば、偏印格とみますが、日支に正財があれば喜神といえるのか。
9 女性で玉の輿に乗れるような人は、どのような命式に多いのですか。
10 若いころは、時柱の影響度は低いと考えるのか。
11 男女の相性で天地徳合(日干が干合、地支が支合)は良いのですか。
12 一般的な相性をみるポイントはどんなところでしょうか。
13 交通事故に遭いやすいときとは、どういう場合でしょうか。
14 飛行機事故や天変地異による災害などに遭いやすい時期は、分かるのでしょうか。
15 子女縁に薄い命式の女性は、生まれた子供さん全員と縁が薄いのですか。
16 大運の運干に比肩や劫財が巡れば、精神気力は強くなるのですか。
17 その人のハード的な面とソフト的な面は、どういう因子が影響しているのでしょうか。
18 どのような歳運が巡れば、注意しなければいけないのですか。
19 命式に刃があり、その上、大運に刃がきたら、どのように考えたら良いのですか。
 20 月支空亡の人は、職業とか仕事に対して本当に精神が集中できないのか。
 21 通変星が命式にない場合、どのように考えたらいいのか。
22 運気というのは、どういう変化をするのでしょうか。
23 通関神は間に割って入らなければ意味がないのでしょうか。
24 月支通変星に印綬がでて年柱以外に偏印が出れば、吉凶変化の理により格は偏印格となりますが、この場合も性質を見るのは、もともとの印綬で見るのでしょうか。
 
25 「体」と「用」のエネルギーはバランスが取れていればいいのすか。
 
26 偏印格と印綬格は他の格式と同じ見方でいいのでしょうか。
 
27 家政が拙いとは、どんな命式の場合に言えるのでしょうか。
 
28 女性で水の五行が不足すると、子供ができにくいのでしょうか。
 
29 「天地の利」とはどういう意味でしょうか。


    一問一答集(T)  一問一答集(U)



【 回 答 】
◇ 正官が太過している場合には、当然、傷官は良好な作用をしていると考えても良いですが、ただ、このように生月の上下にある場合には、それなりの意味があり、何かと障害はおきやすいと考えられます。
◇ 生月は果実で言えば、肉の部分であり、やはり肉の傷みというものは避けがたく、女性の場合ですと、夫縁は良くないと考えられます。
男性なら、子どもとの縁が良くないです。
◇ もし、月上に傷官、月支に正官という関係であれば、これは破格の条件となり、先天福分ははなはだ悪いと推測されます。
男性なら、社会生活が良くない、職務の変更、後輩にいつも抜かれるような状態になりやすいです。
女性なら、家庭婦人としての能力に問題がありやすいです。





【 回 答 】
◇ 月支の空亡または刑冲は破格の条件になります。
ただ、この場合には、破格とはいっても、配偶者、兄弟、父母との関係で縁が薄いと考えます。
◇ 他柱で採用した用神の乗じる地支が、空亡または刑冲していれば、破格の条件になります。
◇ 特に重視しなければならないのは、たとえば日支で正官格を定めたような場合、 このような場合に、月日で刑冲、かつ、日時で刑冲すれば、完全な二重破格になります。


【 回 答 】
◇ 月支の初気および中気で用神を採用した場合には、その通変星は70パーセント、深蔵する本気の通変星は、30パーセントの強さがあるとみま
す。
◇ 本気を無理矢野抽出して用神とした場合には、すでに表明している初気および中気の通変星は50パーセントの強さ、本気の通変星も50パーセントの強さとします。


【 回 答 】
◇ 本気の通変星の影響は、一般的には表面化しにくいと考えられますが、何かひとつ事件があるとか、あるいは、感情的になるとか、あるいは、何か夢中になったようなときなど、思わぬときに現われることがあります。
◇ たとえば、初気または中気生まれで、傷官格になっており、本気に印綬が潜んでいるような場合、日ごろは、非常に理屈っぽいとか、感情的になりやすいですが、何かに夢中に取り組んでいるようなときには、印綬の性質である身勝手さとか我が儘さが目立つようなことがあります。


【 回 答 】
◇ 子午や卯酉、寅申や巳亥などは、すべて水火、あるいは金木の剋となりますが、四墓の因子だけは土同士となり、方位上においては剋になるけれども、五行では剋になりません。
◇ 四墓の生まれで、初気や中気生まれであれば、刑冲されても、土の中から掘り出されるものがあって、弾力性があります。
ただ、掘り起こされてしまった本気の土であれば、弾力性がないため、刑冲にあえば、かならず傷むと考えられるからです。


【 回 答 】
◇ 一般の書籍では、命式の中に傷官と正官があっても、偏財とか正財があれば、傷官から正官の剋はやわらぐとされていますが、一概にそのようにはなりません。
◇ 命式の中では、通関神は割って入らないと効果がありません。
・ たとえば月支に正官、日支に傷官があり、年上に正財があるような場合は、割って入っていることにはなりませんので、年上の正財は通関神の作用はしていません。
・ もし、月支に正官、日支に正財、時支に傷官となっている命式なら、この正財は月支と時支に割って入っていますので、通関神としての作用をいたします。
◇ 大運の場合には、たとえば日支に比肩、月支に偏財となっていても、大運で食神が巡れば、通関神の作用をすると見ます。



【 回 答 】
◇ この質問は、なかなか難しい問題をひめています。
◇ 命式の中で、月支に偏官、日支に正官、月上に傷官がある場合
・ 傷官が正官を剋す理はありますが、ただ傷官は正官だけでなく、偏官も同時に剋すわけですから、官殺混雑が清くなるのかという疑問があります。
さらに、1個の傷官に2個の官星ですから、この面からも傷官は反剋されています。
・ たとえ、傷官が2個あったとしても、この2個の傷官が正官にだけ向かうのなら良いですが、偏官を剋すエネルギーにも浪費するわけですから、この点からも、官星のエネルギーが総体的に減少すると推測され、官殺混雑格が清くなるとは考えにくいです。
・ わたしのネット講座でも官殺去留法のなかで、食神か傷官のどちらかがあれば、清くなるとは説明していますが、このあたりの問題があるということも承知願いします。
◇ 干合によって一方を去るのが格の良化としては一番良いのではないかと考えられます。


【 回 答 】
◇ 本来の偏印格なら、正財は喜神となりますが、この場合は、月支印綬格で、たまたま時柱に偏印が混濁したために、「朱に交われば赤くなる」理により、仮に偏印格となったわけですから、月支の印綬を剋す正財が日支にあるというのは、良い作用をしているとは見ません。
◇ 破格に準じたような格式ではないかと考えられます。


【 回 答 】
◇ 女性としての体用の理が整っており、かつ、
・ 日干がやや弱く、用神のほうがやや強い命式。
・ 生月に正官が透干して破れがない。
・ 財星をみて、官星が非常に旺じている。
・ 日支が比肩で月支の正官と干合している。
などなど。これは一例です。


【 回 答 】
◇ 若いころは、親の影響度が強く、親の膝下から離れるのが、だいたい32、3歳ころであります。
・ それまでは、生時であれ、日支であれ、年支であっても、全体的に影響度は低いと考えられます。
◇ たとえば、母親の命式で、偏印が太過し、食神が相当弱いけれども、子供さんができたとします。
・ 子供さんの命式がいくら良くても、若いころは健康でないとか、精神が溌剌としない傾向がありますが、これは親の影響であると見ます。
・ 32、3歳を過ぎれば、子供さんの命式にしたがった日常生活なり、運勢になります。
また、健康関係も、子供さんの命式によることとなります。


【 回 答 】
◇ 日干同士が干合し、日支同士が支合するような場合、天地徳合といわれます。
・ 日干の干合は、われわれが持っている基本意識というものが、無意識に合致する。
・ 日支の支合は、肉体的な融合がはかられると見ます。
◇ 一般的には良いと判断されますが、趣味とか、人生観、深層心理というものとは別でありますので、たとえ天地徳合しても、傷官格と正官格では、趣味とか人生観がまったく違うので相性は悪いとされます。
◇ あるいは身旺同士、身弱同士でも相性は悪いと考えられます。
◇ したがって、天地徳合だけで相性が何かなんでも良いということにはなりません。



【 回 答 】
◇ まずは、身旺、身弱の分析が大切であります。
・ 身旺同士はよくありません。
・ 身旺と中旺は夫婦の相性としては良いですが、それ以外の相性としてはやや劣ります。
・ 身弱同士は婚姻関係では良くないですが、その他の相性としては良いです。
会社組織で言えば、上司のことや、あるいは会社の運営方針などに対する批判的なことに対しては、すぐに同盟を結びやすいです。
これは、強いものに対して共同戦線を張るという意味において良いのであって、本質的な相性として良いかどうかは別であります。
◇ 格式の対比で思想や信条が理解し合えるかどうかを見ます。
◇ 生日干支の天戦地冲はみません。
◇ 成格や破格の条件も見ません。
◇ 日支が忌神になるかどうかも見ません。


【 回 答 】
◇ 人間の環境は自分の思うようにならず、自分の意に反するような環境になりやすいことが多いですが、日ごろは、仕方がないとか、世の中はそんなものであるとか、というようなことで諦めてしまいそれを自分で納得するようなことが多いのではないでしょうか。
◇ ただ、歳運地支が日支とか時支と刑冲するような場合には、情緒不安が潜在的にあるので、思うようにならないのは、社会が悪いのだとか、上司のせいだとかいうように、いろいろな不満とか焦りが日常生活の中で出てきやすいです。
◇ こういうような時期には、つい無理をしてしまうとか、あるいは他の考えごとをして、注意が怠るなどして事故を起しやすいと推測されます。
特に、次のような時期は要注意です。
・ 歳運と日支が冲。情緒不安定になって、気がイライラする、心が平穏ではありません。
・ 大運と歳運が冲。
・ 歳運と時支とが冲。


【 回 答 】
◇ 四柱推命学は己事究明の学問で、自分の内面を研究するものであり、外からやってくる災難については分からないと考えます。
◇ 上記の13の質問にお答えしたのは、あくまで、自分自身のうちに生じた生理現象が引き金になって、自分から事故等を引き起こしたもので、決して外からやってきた災難とは考えていません。
◇ 特に、大地震で何千人、あるいは何万人という人が亡くなったようなケースは、あくまで、四柱推命以外の別の要因が大きく作用した結果であると推測されます。
◇ ですから、飛行機事故などで亡くなった人の四柱命式をいくら研究しても、有効な結果は導かれないものと思います。
◇ ただ、元辰殺運のような場合には、突発的な事故などが起きやすいとされますが、これらも一種の自分の肉体と精神のなかで生じた生理現象の結果ではないかと考えます。


【 回 答 】
◇ 女性の命式で、食神や傷官のエネルギーが弱いと、子供さんは開運力に劣るとか、気力がないとか、あるいは健康に問題があると推測されますので、生まれた子供さん全員がそうなのかという疑問がありますが、決してそうであるとは言えません。
◇ たとえば、子供さんが3人できたとしたら、そのうちの一人に縁の薄い子がある可能性が高いとみます。
どの子供さんが該当するかどうかは、両親と子供さんとの関係で強いつながりがあるとされる命式を持っている子供さんに出やすいと判断できます。


【 回 答 】
◇ 一般的には、日干のエネルギーが強くなるとは見ますが、その内容については、いろいろなケースが考えられます。
◇ 身弱の命式の人に、大運に比肩が巡りますと、非常に自己主張が強くなったり、あるいは偏屈になったり、あるいは自我が強まり強気の気分に支配されやすくなるとは見ますが、この比肩によって、精神気力が充実し健康体質になるとまでは見ません。
◇ 自我が強まることと精神気力が旺盛になることとは別問題であり、精神気力が旺盛になることは、落ち着いた行動力とか、地に足の着いた考え方ができることであり、自我があまり出なくて、じっくりした内部の充実が備わることであり、また、体質の弱い人は、健康体になることも考えられます。
◇ このような精神気力の充実は、身旺地運にめぐっているかどうかで見ます。
◇ 日干が甲、乙日生まれであれば東方木運、丙、丁、戊、己日生まれであれば南方火運、庚、辛日生まれであれば西方金運、壬、癸日生まれであれば北方水運ということになります。


【 回 答 】
◇ その人のハード的な面は、「比肩」、「劫財」、「刃」、「月令を得る」ような場合に出やすく、
・ 自我が強い
・ 強い個性
・ 行動力
・ 独断的
・ 自信過剰
・ 反抗心
・ 自尊心
となって表面化しやすいです。
◇ その人のソフト的な面は、十二運で、月支、日支、時支に強いものがあるとき、あるいは、印綬や偏印(1個あって強いか、2個の場合は透干のみ)があるような場合に出やすいです。
本来なら、月支に印綬があって官星があると、一つの力を持ちながらソフトに現われやすい。
・ 忍耐心
・ 包容力
・ 持続的な行動力
となって現われやすいです。


【 回 答 】
◇ @からDにしたがって、歳運の被害が軽くなると考えてください。
@ 命式地支との七冲、空亡、刃が同時にくるか、元辰殺運になるような場合
A 命式地支との七冲、刃が同時に巡ってくるか、命式地支との七冲、空亡が同時に巡ってくるか、命式地支との三刑、刃、空亡が同時に巡ってくるような場合
B 命式地支との七冲が巡ってくるか、空亡と刃が同時に巡ってくるか、命式地支との三刑と空亡が同時に巡ってくるか、命式地支との三刑と刃が同時に巡ってくるような場合
C 命式地支との三刑が巡ってくるか、空亡運が巡るような場合
D 刃だけが巡ってくるような場合


【 回 答 】
◇ 身弱の人は、命式に刃があれば身を助けて良いですが、身旺の人は、良くないです。
◇ これに、大運で刃が巡りますと、
・ ただ、刃というのは、命式あるいは大運に限らず、すべてに1個あるというのは、良いとします。
このため、身弱のものに刃があるのは良いですが、たとえ身弱でも大運にまた刃がめぐるのは感心しません。
やはり行き過ぎと見ます。まして歳運にまで迎えるのは良くないです。


【 回 答 】
◇ 月支空亡の人は、精神が空白のような状態になるということで、仕事に対する打ち込み度とか真剣度が低いと言われていますが、才能面まで劣るということにはなりません。
◇ 月支空亡の人の中には、スポーツや絵画などの世界で、すぐれた才能を持っている人もいますが、普通の人が、五感で見えたり感じたりするもの以外に、空亡の人は、心に空白があって虚無の心境になることによって、普通の人が感じたりできないようなことを一瞬感じとったり、あるいは天からのインスピレーションを感受することができ、普通人にはない特殊の意識とか素質とか才能を秘めている場合があります
プロスポーツ、彫刻家、絵描き、あるいは文筆業など一人で才能をいかせるのではないか。
◇ 通常の場合には、破格として診断しますので、過大評価は禁物です。


【 回 答 】
◇ 一般の推命家は、たとえば男性命式に財星がひとつもなく、さらに地支にも暗蔵されていないような場合、妻や財にほとんど縁がないと言われますが、人間は生まれるまでに十干の徳をすべて受徳していますので、たとえ命式内にある通変星がなくても、存在すると考えるのが妥当であります。
◇ われわれは、たとえ命式内に印綬がなくても、生まれてきている事実がありますので、エネルギー的には強くはないとしても、存在していると見るのが正しい考察であります。


【 回 答 】
1日の運気とか、1か月の運気というのは、デジタル的に変化するようなものではなく、アナログ的にゆっくり進むものだと考えています。

1 たとえば、「天の気」は、デジタルのように午前0時を1秒でも過ぎたら前日から当日に急変するような単純なものではなく、あくまで、「天の気」はアナログ的に静かに移り変わっていくものだと考えてください。
ちょうど、雲の流れが急変しないように、ゆっくりとした流れで動いているおり、現在の雲の動きは、2時間前、あるいは1時間前の雲の動きがあって、これが現在の雲の流れの動きにつながっているようなものです。

2 ですから、たとえば平成25年の歳運である癸巳が、平成26年の2月立春からいっきょに甲午に変化するのかというと、そうではありません。
平成25年の運気も、平成26年3月ぐらいまでは、平成26年の運気に入ったとはいえ、影響を持ちながら段々弱まって収束していくものです。
いっぽう、平成26年の運気も平成26年1月ぐらいから影響を持ち始め、段々強まり7月ぐらいにピークを迎え、また、平成27年3月ぐらいまで影響を持ちながら収束していくと考えて下さい。

3 なお、これらの回答は、四柱推命学のどの教科書にも掲載されているものではなく、私自身の私見であることを申し添えます。


【 回 答 】
通関神とは、たとえば命式の中に正財と印綬があって、そのうえ、命式のな
かに官星があれば、官星は正財と印綬のあいだに入って通関神の役割を果
たすということです。

ただし、通関神の効果の大小は別に考えます。

たとえば、時支に正財があって、月支に印綬があるような場合、日支に偏官か正官があれば、これこそ、正財と印綬のあいだに官星が割り込んで通関神の役割は大きいと考えますが、もし、官星が年柱にあるようであれば、通関神としての効果は非常に薄いと考えてください。

もし、命式のなかで、日支が正財で月支が印綬と仮定した場合、月上に官星があっても、日支と月支のポジションの意味合いは大きく、月上の官星は通関神とはいえ、やや効果は薄いと考えてください。

もし、日支に偏官、月支に印綬があって、偏官から印綬を生じる勢いが強い場合には、月上に正財を見ても、正財は偏官にエネルギーを漏らすため、正財が印綬を剋するエネルギーは弱まると判断できます。

ここで、一つ注意しなければならないのは、月上の正財は偏官にエネルギーを漏らし、その偏官が印綬にエネルギーを与え、順生して良いとは言えますが、ただ干頭に忌神を見ているのは、通関神であるなしにかかわらず、命式に傷が付いていることは否定できませんので、格式としては何段階か格下げになるのはやむを得ないでしょう。


【 回 答 】
格を定めるのは、喜忌救仇を定めるために必要となるものであり、けっして性格を見るためのものではありません。

一般的には、月支通変星が格になる可能性が高いので、格によって性格をうんぬんする場合はありますが、基本は月支で見ますので、お間違いのないようにお願いします。

吉凶変化の理によって、印綬格が偏印格になりましても、性格の大半は月支の印綬で見るのが基本です。
ただし、月支に印綬があったからと言って、周辺に正財が太過しているような状況ですと、当然印綬の性格をそのまま当てはめるわけにはいきません。

このあたりが四柱推命学の難しさになってこようかと思います。


【 回 答 】
体と用のエネルギーにバランスが取れているのはいいことですが、ただそのりバランスも強いエネルギーでバランスが取れている必要があります。
弱いエネルギでバランスが取れているのは、よくありません。

体と用が、強いエネルギー関係でバランスが取れていますと、四柱推命学では良い命とされていますが、これは精神気力が強いと社会的活動力が旺盛であることと、また、用神が強いと素質才能も十分に発揮できるところから言われています。

ですから、人間の判断基準として、「人が良い」とか、「やさしい」とかというようなことは判断基準にならず、人間が少しぐらいズル賢くてアクが強くても、素質才能を生かして社会での活動力が旺盛であれば、格は上位になると考えてください。

そのあたりが、世間一般の常識とは違うかもしれませんね。

民主党幹事長の小沢一郎の命式(1942.5.24生)は、私のソフトの結果では成格していますが、見事な食神格となっています。
日干強く、食神も強く、ただ、日干を強めているのが劫財とか帝旺であるために、人格は相当濁りますが、それでも成格していますので、社会に出て相当の活躍ができる人と判断できます。

このように、成格すれば人格円満というわけではありません。
ただ、偏印格は成格していても、他の格とはやや異質なものがありますので、要注意。
大体、人間的にお人よしというのは、四柱推命学ではあまり評価されないことと、そういうお人よしは精神気力の弱さからきていることが多く、組織の中で大勢の人を引っ張っていくようなことはできず、社会的活動力もたいしたことはありません。

大きな組織のリーダーになろうと思えば、非情なもの、あるいは冷徹なものを持っていなければならず、人の良さとやさしさだけでは、人の上に立つことはできません。

それと、格の上下と人事事相とは関係がないことも知っておいてください。
・ たとえ成格していても、必ずしも、良い配偶者に恵まれるわけではなく、あるいは良い子どもに恵まれるという保証などありません。それらのことは格の上下とは全く関係がないものです。
・ 家庭が貧しかっても、良い配偶者や立派な子どもに恵まれた人は、昔からいくらでもあります。


【 回 答 】
一般的な格としては、食神格、傷官格、偏財格、正財格、偏官格、正官格、偏印格、印綬格がありますが、偏印格と印綬格はやや他の格式の見方と異にします。
食神格から正官格までは、日干と格がお互いに強く拮抗しておれば良いのですが、偏印格と印綬格は、それ自身が日干を強める働きがあるため、日干の強さとしては中かやや弱い程度が良いとされます。

もし、日干が強すぎれば、本来、偏印に頼らざるを得ないのに、自我を頼ってしまうからいけないのです。

宗教で言えば、徹底した他力本願でなければならないのに、時には、自立本願が出てきて、心がフラフラと迷ったような状態になるからです。
偏印格も印綬格も自我を抑え、徹底した他力本願が良いのです。

偏印格は、我が儘で偏屈頑固で好き嫌いが多く、考え方も思いつきの感があり、その上、人を頼る気持ちも強いものがありますが、それでも格がしっかりしていれば、人をうまく利用したり、あるいは要領よく世渡りをするなどして、福分はそれなりに厚いと考えて良いでしょう。

ただ正官格などと違って、日干の強さもそれほど必要としないため、大きな人間のスケール性というのは感じさせないし、人の先頭に立って旗を振るようなことはしないです。



【 回 答 】
家政が拙いとは、昔流でいえば、「炊事」、「洗濯」、「子女の教育」の三つがうまくできないということであり、女性は、本来、家にいて子育てを中心に、家庭をしっかり守る責務がありますので、地支に乱れがないことが大切です。

ですから、次のような命式の女性は、家政が拙いと考えても良いでしょう。
○ 月支が空亡していること。
月柱は、家庭の状況を見るところであり、その月支が空亡していますと、当然、家政の切り盛りが拙いと言えます。
○ 次は日月が刑冲して破格しているような場合
刑冲があれば、精神不安とか、家庭の安定を欠くなどしますので、女性としては、家庭生活に問題があると見ざるを得ないでしょう。
○ 最後は、比肩とか劫財が多いとか、あるいは、その他破格になるような命式などが想定されます。

ここで、余談ではありますが、女性の命式で日月が七冲しますと、離婚にいたるようなことも考えられます。
男性で日月が七冲しますと、破格の条件にはなりますが、妻と離婚して家庭が崩壊するとまでは見なくて良いでしょう。

男の場合には、昼間は外で働き、家にいる時間が短いことと、もともと男には7人の敵がいつもいるということで、会社内では常に競争相手がいて戦いの日々が繰り広げられているものであり、地支が七冲して妻とたとえ喧嘩するようなことがあっても、男にとっては、家庭の出来事など大した問題ではないと考えているためであります。

女性の場合には、家にいて家庭を守ることが本来の務めでありますので、地支に乱れがないことが条件であります。


【 回 答 】
土が太過しますと、水は剋されてほとんど消滅してしまいますね。
五行で言われる「水」は、映画などのセックスシーンでは、よく濡れ場と表現されますが、まさにその水のことです。
「水」は瑞々しいとか、水気を含んでいるとか言われ、その人の若々しさを表現する言葉でもあります。
人間、体内に水が不足すると、手もカサカサになりますし、植物でも水が無くなればすぐに枯れてしまいます。

男性では水が不足しますと、精液も出ません。
女性でも当然セックスの出来る状態ではなく、閨房が豊かでないなどと表現されることがあります。

閨房とは夫婦の寝室の意味ですが、その閨房が豊かでないということは、セックスに拒否反応を起こすか、あるいは男性にとっては石を抱いているような女性ということになります。

表現は悪いですが、男性にとっては夜共にしても味も素っ気もない女性ということになります。

また、女性では食神、傷官の因子は子供を意味しますが、この因子がないと、子供さんに縁が薄いということと、もう一つは子供さんを作る営みが少ないということにもなり、結果的に閨房が豊かでないということになります。

余談ではありますが、古書には、丁壬干合は「淫逸の合」といわれ、丁(薄暗い明かり)の下で壬(濡れ場)を演じるところから言われているようです。

古書では、以上のようなことが書かれていますが、私自身はこれらのことは多分に五行のお遊びのように思っています。

子供というのは、男と女が一つ屋根の下に住めば、遅かれ早かれ授かるのが当たり前です。
ですから、水がないとか、あるとかというのは、あまり関係ないです。
基本的な原則でいいますと、女性が健康であれば良いということであり、日干の強さが極弱でなければ、子供は授かると考えてください。

生まれやすい時期としては、女性なら、大運に食神か傷官、歳運に食神か傷官かめぐってくれば、特に授かりやすいと考えてよいでしょう。

なお、女性で偏印が大過するようであれば、流産などしやすいので、その点の注意は要りますよ。

また、子どもは、男と女が交接することによって授かるものですので、男の命式が当然影響しますよ。


【 回 答 】
「天地の利」とは、四柱推命用語というわけではなく、一般的な意味で使用しています。
要は、後天運(大運及び歳運)の巡りが良いときとか悪いときを「天の利」を得たとか得ないとか言います。

一般的に何かに成功しようと思えば、「天地の利」と「人の和」がそろわなければ難しいと考えます。
たとえば、薬剤店の個人経営しようと思えば、まずは経営者が成功するだけの命式をしているかということと、大運及び歳運も味方していなければなりません。これは「天の利」があるかどうかを見ます。

次は「地の利」があるかどうかですが、たとえ天の利があったとしても、薬剤店を人の往来のない山奥で経営しても、うまくいくはずがありませんね。
当然、地の利を得るためには、人通りの多い場所に出店する必要があります。

次に「人の和」ですが、経営を成功させるためには、従業員との関係がうまくいくことと、家族の協力も得られるような状況でないといけません。
ですから、物事の成功は、たとえ四柱推命学で「天の利」が到来していても、「地の利」と「人の和」がなければ、難しいと判断して下さい。
特に「人の和」があるかどうかは、四柱推命学では、月日に刑冲がないことで、ある程度推測できます。






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